どうやって短期間で中国語が話せるようになったか?誰でも身につく学習メソッドを伝授
こんにちは!真面目系男子の吉川真人です。
最近初めて東北地方を1週間掛けて一人旅してきました。宮城、岩手、秋田を回り、都会で疲れた心と体を癒すと同時に、初めて3・11の被災地を目の当たりにしました。
海外に出ると、よく外国人から日本の震災状況を聞かれる事があるので、自分の目で見た経験を伝えるためにも行った事がない人は是非一度は訪れてください。
さて、今回のテーマは「中国語学習メソッド」です。
学校のテキストを使っているが全く話せる気がしない、なんて思っている人がいますよね?楽に身につける方法は無いかな?なんて漠然と思ってる方もいますよね?
正直、簡単に外国語を話せるようにはなれません。身につける為には”相当の努力”が必要です。しかし、学び方次第では”効率良く”学べます。特に留学を考えている人がいれば必読です。インターネット上に転がっている情報や書籍上の情報と重なる部分があるかと思いますが、参考になればと思います。
Jin Learn Chinese (HQ) - YouTube
初めに申し上げますが、私は北京留学当初はほとんど中国語を話す事ができませんでした。
「你好」,「谢谢」,「日本人」くらいは言えても、コミュニケーションが取れる状況ではありませんでした。しかし、現地にいれば勝手に中国語が話せるようになると思い込んでいました。今思えば無鉄砲過ぎます。留学3日目に
「笑顔で帰国できる姿が想像つかない。そして、(当時の)恋人に格好いい姿を見せることができない。」
と現実世界に引き摺り下ろされます。そこから、私の死に物狂いの留学生活がスタートしました。以下に私の起こしたアクション及びその理由をまとめます。
①日本語シャットダウン
1秒でも長く中国語に触れる時間を生み出したかったからです。
これを行うのは当たり前の事と思われがちですが、現地では母国語集団で固まり、母国語で話している留学生が非常に多いのです。私は彼らとは一線を画して、中国語を使える環境作りに励みました。周りから見たら変な奴だと思われた事でしょう。
②苦手な発音の矯正
「外国語学習において、自分が発音できない母音、子音は聞き取る事ができないのではないか?」
と自分の中で仮説を立て、発音の徹底的な矯正に注力しました。中国語は母音と子音の数が日本語と比べて非常に多く、日本語にはない発音が多数見受けられます。したがって、日本語に無い発音をピックアップし、授業の合間を使って先生の前で恥ずかしながらも発音し、間違っているところを直してもらいました。
中国語の母音、子音の組み合わせです。
③友達作り
現地に友達を作れば、中国語を教えてくれますし、交流を通じて彼らの思想や文化に触れる事ができると考えたからです。
なんといっても留学生活の醍醐味といえば現地の友達作りです。しかしこれまた意外な事に現地であまり友達を作る事無く帰国してしまった、という留学生が大変多いのです。私は、食堂でご飯を一人寂しそうに食べている現地の大学生に声をかけ、着実に友達を増やしました。もちろん考え方が合わずに口論になったこともありますが、その中に今では親友となった中国人もいます。
④QQ戦略
QQとは中国で使われているチャットの事です。日本で言えばヤフーメッセンジャーでしょうか?私はこのチャットを使って、現地の学生と密なコミュニケーションを取りました。
QQを使った理由は、言葉が通じない時に文字で相手に意思表示ができる一方、彼らからのメッセージも見てわかるからです。
スラングもたくさん使ってきますので、その際「*百度一下!」と叫んで、言葉の意味を調べておりました。
*百度とは中国版Googleのことで、百度一下とは、ググレカスと同様の意味です。
文字のやり取りだけではスピーキングとリスニングが上達しないのでは?と疑問に持つ方はいるとは思いますが、入力しながら声に出し、相手からのメッセージにも声に出して読み上げれば問題ないです。周りから見れば変人ですが、この際気にしてはいけません。
⑤中国長編ドラマを見る
私は中国には船に乗って行ったのですが、船の中で流れていた「夏家三千金」というドロドロした恋愛ドラマにハマり、現地についてからすぐにDVDを購入し毎日見ておりました。
ぼくが見ていたドラマの動画リンクはこちらから。初めの5分だけでも見たら興味わくかも知れないですね。
ドラマは日常会話の宝庫です。現地人が実際どのような言い回しをしているのかがわかります。ドラマで覚えた表現はすぐにQQ又は実際に友達や先生にアウトプットしました。もしそのドラマが流行しているものであれば交流する際のネタになりますし、「この日本人はひと味違うなあ」と思われる可能性は非常に高いです。
ドラマに興味がある人へ以下のドラマをお勧めします!
・爱情公寓(フルハウスのようなコメディドラマ。故事成語が多用されているので、勉強になる)
・兰陵王(蘭陵王。時代劇で、今は使われない中国語表現が多用されているので、勉強にならない。しかし、中国人、台湾人、香港人が主役を務めるため、三地域の事情に詳しい人にとっては必見)
・我可能不会爱你(台湾でヒットした恋愛ドラマ。台湾の恋愛観、仕事観を垣間見れる)
以上の①〜⑤のやり方を通じて、1ヶ月半後には突然世界が変わったかのように中国語を聞き取り、話せるようになり、3ヶ月後には簡単な通訳を務めるレベルに底上げしました。まるでランナーズハイならぬラーナーズハイになっておりました。
この中国語学習を通じて学んだ事はたくさんあります。
例えば、日本ではないところに身を置き、本気で勉強したことが糧になり、「できないことはない」と根拠無き自身を得ましたし、発音学習からは基礎が大切であると実感しました。特に若い内からこのような苦労の上での成功体験があれば、人生を楽しめると思います。現に私は楽しんでおります。
外国語ができないから海外に留学する事が怖い・・・
なんて思っている人が大半じゃないでしょうか?私もそちら側の人間であったので大変お気持ちわかります。辛いのは最初の数ヶ月です。その数ヶ月先には明るい留学生活が待っています。まずはtake action!行動を起こせばなんとかなります。
怖いなら私にコンタクトを取ってください。不安を取り除き差し上げます。挑戦する人を私は限りなく支援致します!画面の向こうのあなたも是非アジアの世界に飛び込み、一緒に成功体験を掴み取りましょう!