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世界と闘う人が読む「ビジネス×教育」ブログ

大学生のぼくが北京留学で気づいたこと

初めての投稿です。私は吉川真人(よしかわまこと)と申しまして、両親から“誠実な人間になってほしい”という願いを込められて“まこと”と名付けられました。そのため、23年間真面目に生きなければ、というプレッシャーの中で暮らしてきました。

さて、私は優雅な街京都にある同志社大学に在籍しておりました。夢に胸をふくらませて門をくぐったのですが、大学1,2年生の時に“*THE大学生”な生活をしていることに退屈さを覚えていました。その環境を変えるべく、休学を決意し、北京に1年間留学しました。結論から申し上げますと、北京での生活は私に大きな変化をもたらしました。

中国語を身に着けたことはさることながら、異文化を享受できる力を手に入れたことが大きな成果でした。この成果を得るために、私が意識的に心がけていたことは、少しでも長く、濃く現地人と関わったことです。なぜかというと、インターネットや書籍から得られる情報よりも、自分の経験を通じて得た情報のほうが信頼できるからです。もちろん、文化の壁によって喧嘩したこともありました。距離感のつかめない中国人の行動や時間をあまり守らないことが原因の大半を占めていました。しかし、途中で気づきました。

 

「どうして自国の価値観という物差しで相手を測ろうとしていたのだろう」

 

郷に入っては郷に従え、とはこのことです。これを体感してから、私は中国人と喧嘩する回数が突然減少し、むしろ異文化を楽しめるようになりました。突き詰めて考えていくと、「自分は正しい、相手も正しい、両方正しいし、両方間違っている」という結論に至ったのです。何が正しく、何が正しくないのかは結局主観に過ぎません。だから、一歩後ろに下がって冷静に考えなければいけません。異文化理解とは、そういうマインドを持っていることなのではないでしょうか?

 

正直なところ、留学をしなくとも外国語を身に着けることは可能です。留学を通じて得られる力の一つとしては異文化理解力がありますし、今後生きる上でも必要な力でしょう。また、異文化理解力を身に着けることで、自国のことを客観視することができます。他国から見た日本や日本人はどのように映るのだろうか、などを考えるきっかけがたくさんあります。

 

これからも、私の様々な経験を皆様に提供していこうと思います。乞うご期待。

 

ぼくのプローフィル

AWAY PEOPLE新メンバーの紹介:中国のことは何でもぼくに聞いてくださいっ! 

 

*THE大学生=授業、バイト、恋愛で日々充実している普通の大学生