ヒジャブフェアに行ってきました~女性は誰だってオシャレがしたい~
こんにちは。マレーシアでインターンシップをしているアキです。
突然ですが、みなさん。ヒジャブをご存知でしょうか。
ヒジャブとはイスラム教徒の女性の方が頭に巻いているスカーフのことです。
以前のブログに詳しく載っているのでこちらの記事を読んでみてください。
私は本日、ヒジャブフェアに参加しました。
会場に着くとヒジャビスタの方々で賑わっていました。
ブースはこんな感じです。
トークショーやファッションショーも行われていました。
ですが、トークショーはマレー語だったので内容はさっぱり分かりませんでした...
会場の様子はヒジャブ、バジュクロン(Baju Kurung:マレーシア伝統衣装)、ブローチなどアクセサリーを買う一般のお客さんでいっぱいでした。
200を超えるお店の中から5つのブースの方々にインタビューを行い、オシャレを楽しむヒジャビスタの方々のためにどのような戦略を行っているのかを取材しました。
ターゲットはどのような女性ですか?そのターゲットの人たちを囲い込むためにどのような工夫をしていますか?
・若者(25~40歳)
価格は約2000円からとリーズナブルに設定している。
ヒジャブの長さはロング、ミディアム、ショートとあるが、若者はショート丈が人気。デザインは、小花柄、ボーダー、レース、シフォン生地、パステルカラーなど。
・年配の方
4メートルのロング丈が人気。
年配の方のなかで今年の流行りはスパンコールがたくさんついたもの。
大きめの花柄が多い。
・イスラムの人すべてが対象
価格は約1500円ぐらいからとリーズナブルで飽きのこないデザインを展開している。
どのような商品を販売していますか?
・大きいサイズ
お店にはL,XLのサイズ展開のみ。
スマートフォン用の独自のアプリケーションをつくり販売している。
・カスタムメイド
豊富な色・デザイン・丈を用意。
ネットで簡単に注文できる。
日本のファッション業界でもよく見る展開をしていますよね。
若者の流行を敏感に取り入れるブランドもあれば、
ユニクロのようなスローファッションを展開しているブランドなど、ヒジャブ業界でも同じようにそれぞれがターゲットやコンセプトを決めて販売していました。
流行をいち早く取り入れるために工夫していることはありますか?
という質問をしてみると、
5つのうち4つのお店が
デザインから販売まですべて一つの会社が行っているため、デザインしてから売り出すまで約1~2週間しかかからず、流行に乗り遅れる心配はないと答えました。
ちなみに、年配の方の今年の流行はスパンコールがたくさんついたものです。
店内にはところ狭しとスパンコールがついたヒジャブが飾られていました。
街でスパンコール付きのヒジャブを着ている方を見かけたときは、この方は流行に敏感なオシャレ好きな方だ、と思っていただいて間違いないですね。
ですが、流行に流されず自分の好みのヒジャブを身につけたいという方もいます。
そのような方のために、オーダーメイドができるお店もあるようです。
最後に
どの企業もオシャレをしたいという女性の願望を満たすために、ターゲットを定めて展開しています。今後、マレーシアでギャル系のヒジャブや古着系のヒジャブ、ロリータ系のヒジャブなど、日本の若者文化が取り入れられたヒジャブが販売されて流行していたらおもしろいですね。
このヒジャブフェアは今日から3日間開催されているので、興味がある方はぜひ足を運んでみてください。詳細はこちら