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世界と闘う人が読む「ビジネス×教育」ブログ

マレーシアに留学したいと考えている方、必読です。

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こんにちは。マレーシアでインターンシップを行っているアキです。
今日はミッドバレーというショッピングモールで教育フェアを行っていたので参加してきました。マレーシアの大学に留学してみたい、興味があるという方はぜひ読んでいただけたらと思います。

こちらがその様子です。

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今回の教育フェアは大学、専門学校、インターナショナルスクールなどが参加していました。そのため、会場は小さい子どもから10代、20代の人たちでいっぱいでした。各学校のブースのスタッフの人たちは学生の呼び込みに必死です。一周会場を回っただけでもこんなにたくさんのパンフレットが手に入りました。

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100校近い学校が参加するなかで私が面白そうだなと思った大学と専門学校に話を聞きましたので、その内容を下記のテーマのもとに少しお伝えいたします。

 

テーマ『日本の学校にも取り入れてほしいマレーシアの学校の強み』

このテーマのもと、ベスト3を挙げたいと思います。

1. キャリアを見据えたトレーニング

強制インターンシップ

日本でもインターンシップをすることはできますが、やってもやらなくてもよい選択制だと思います。ですが、マレーシアの学校ではインターンシップを強制的に、さらに1セメスターや1年と長期間行い、参加しないと卒業ができないというプログラムがあります。

例えば、観光系の学科です。

大手ホテルが学校を経営しており、そのため、そのホテルでインターンシップを行うことができるプログラムがありました。もちろん、外部のリゾートホテルや高級ホテルを自分で選択し行うプログラムを用意している学校もあります。

 

私が1番驚いたのは豪華客船に住み込みでインターンシップです。

なんと、食費、住居費は無料。このインターンシップを企画しているのがこの学校です。後ろにクルーズの写真があるのが見えますでしょうか?あの船に数カ月泊まりこみをするそうです。企画のインパクトがすごいですね。

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多くの学校は最初の1,2年は学校内で学び、その後、実践的なトレーニングをとしてインターンシップを行う学校が多かったです。そうすることで仕事に対しての責任感や身につけることができ、就職後に、やっぱり自分に合わないかも、というギャップを小さくできますね。

2. 外国にキャンパスをつくる

多くの日本の大学は交換留学制度を持っています。マレーシアの大学も同じように交換制度を持っているところが多数です。ですが、The University of Nottingham Malaysiaはなんと海外にキャンパスをつくっているそうです。この学校は、マレーシア、中国、イギリスにキャンパスを持っていて、1年以内だと中国、イギリスのキャンパスに通うことができるという制度があります。こうすることで、大学は交換留学の協定を結ぶ必要はなく、学生も気軽に海外で学ぶことを選択できるようになると思います。

3. 入学時期を4月からと定めない→就職活動の時期も固定しない

マレーシアの多くの学校は、入学時期を一年に何回も設けています。
例えば、Advance Tertiary Collegeという学校です。入学時期は1月、5月、9月と3回あり、自分で選ぶことができます。日本はどの学校も4月入学で3月に卒業するのが一般的です。しかし、マレーシアの場合は入学時期が違えば、学校に通う期間も2.5年と設定している学校もあります。そのため、マレーシアの就職活動は日本のように4月スタートと決めず、企業が、募集をかけていればいつでも応募することができるそうです。このような柔軟な対応を日本にも取り入れてほしいですね。

 

以上が私が多くの日本の学校に取り入れてほしいベスト3です。
すでに上記のような制度があるという学校もあるかもしれませんが、日本中の学校がそのような制度を持っていれば気軽に海外に留学することが可能になるのではないかと思います。もし、私が通っている大学に上記3点の強みを持っていれば、私は休学する必要なく、海外でインターンシップを行い、海外のキャンパスで学ぶことが可能だったなと思いました。さらに、就職活動の時期に日本にいなければならないという点も解消することができるのではないかと思います。

これからの時代、日本国内で日本人だけでビジネスを行うことは難しくなってくると思います。時代の変化に対応してまず1番に教育が先頭を切って改革を起こすことが日本にとって重要だと考えます。マレーシアに留学したいと考えている方。必読!と最初に書きましたが、この記事には学費やどの大学が有名校なのか、といった情報は載せていません。ですが、大学生の私の目線で日本の大学にはないマレーシアの大学の強みを3点挙げてみました。アジアの教育のハブであるマレーシアは日本の先の先を進んでいる感じを受けます。少しでもこの記事が参考になって、マレーシアに留学してみようと考えていただければ嬉しいです。

それでは、明日はワールドカップ日本初戦をマレーシアから応援したいと思います。
頑張れ日本!