体調が悪くなったときに、まずどこに行きますか?病院?それとも...?
こんにちは。マレーシアでインターンシップをしているアキです。
今日は、私のマレーシアでの住み処を紹介します。私は今、バンサー駅近くのゲストハウスに住んでいます。
このような感じのゲストハウスです。
オーナーさんがおしゃべり好きでいつも話しかけてくれたり、マレーシアについてのお話をしてくれます。ちなみに、私は、自分専用の部屋がなくても大丈夫なので、4人で部屋を共有するドミトリーに住んでいます。それに、ドミトリーに住んでいると、バックグラウンドが全く違ういろんな国の人に出会うことができるので、英語力を上げたい私にとったら、最高のスピーキングの練習場所です。
私は1週間目なのですが、マレーシア人、フィリピン人、中国人、韓国人、アメリカ人、ドイツ人、スリランカ人、イラン人...とさまざまな人と出会いました。
ここで、私が印象に残った話題を一つ紹介します。
あるフィリピン人の女性の方との会話でのこと。
フィリピン人の方:「アキは、どの宗教を信仰していますか?」
アキ:「私は、無宗教者です。ですが、クリスマスを祝ったり、七五三があるときは神社に行ったり、お葬式はお寺でしたり、複数の宗教にまたがっているのだと思います。」
フィリピン人の方:「(ものすごく驚いて)そうなの!?私、初めて無宗教者の方に会いました。質問があります。子どもをしつけるときどうやって、良いこと悪いことの違いを教えるのですか?私の場合、神の教えが基準になったり、聖書から学んだり...。」
アキ:「私の場合は、自分の経験から学んだり、他の人のいい点を真似したりして学んだと思います。」
フィリピン人の方:「そしたら、病気になったら一番にどこに行くのですか?」
アキ:(当然という顔で)「病院に行きます。」
すると、 フィリピン人の方は、私が当然という顔で言ったのがおかしかったのか爆笑していました。
フィリピン人の方:「私は、一番最初に必ずお祈りに行きます。だから、すごく驚いてしまいました。今日は、私とは全然違う文化を知ることができました。ありがとう。」
といったストーリーでした。
フィリピン人の方も私もお互いの文化の違いに驚きました。
バックグラウンドが違う人に会って、話をすると自分が今まで当たり前だと思っていたことが当然のことではなかったり、全く知らないことを知ることができたり、私は毎日が新しい発見の連続です。体調が悪くなれば、一番に病院に行くものだと思っていましたが、必ずしもそうではない。これも新しい発見の一つです。
ちなみに、世界には以下の割合で宗教信仰者がいます。
1 |
キリスト教 |
33.4% |
2 |
イスラム教 |
22.2% |
3 |
ヒンズー教 |
13.5% |
4 |
無宗教 |
11.4% |
5 |
中国の伝統的な宗教 |
5.7% |
6 |
仏教 |
5.7% |
7 |
その他 |
8.1% |
出所:百科事典「ブリタニカ」年鑑2009年版「世界の宗教人口割合」
2008年中期の六大陸の宗教人口
マレーシアには、それぞれの宗教を信仰している人や無宗教者が
混ざり合って生活しています。グローバルな社会で生きるためには、他を知り、受け入れることがまず最初の一歩かもしれませんね。
それでは、また明日もお仕事頑張ります。