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マレー系マレーシア人の結婚式に参加してみたら、とんでもないことになっていた

マレーシア人の友人に誘われてマレー系マレーシア人の結婚式披露宴に参列してきました!

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「どんだけ〜」なマレー系マレーシア人の結婚式。WHYとWHATが止まらない

WHYとWHATだらけの結婚式でした。何回この単語を発したか数え切れません。おかげでWHYとWHATの発音だけはネイティブ並み。

WHYとWHATの発音をもっと磨きたい、または、単純に海外の結婚式がどんなものなのか知りたいと思う方、これ必読です。そして機会があれば、マレーシアに来て是非マレーシアの結婚式に参列してみて下さい。マレーシア滞在中のハイライトになること間違いなしです。

結婚式披露宴会場に行く前から「どんだけ〜」がはじまるマレーシア

19時30分に駅で待ち合わせ。
元々結婚式開催は19時と聞いていたため、この集合時間に多少、いや、かなりの疑問を持ちつつも集合し合流する。

後に別の友人から聞いた話によると開始予定時間の2時間遅れで始まるといったことは、マレー系結婚式においてはいたって普通なのだとか。

会場入り

会場入口

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白い服を着た人々がたくさん。きっと受付のようなものだったのだと思います。そこで友人はプレゼントを渡していまいした。

日本では結婚式に参加する際ご祝儀(お金)を渡すことが主流ですが、マレーシアだとプレゼントを渡すらしいです。受付を通過し、ついに、披露宴ホールへ。

ついにメインの披露宴ホールへ

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人めっちゃ多いです!1000人はいました。1000人という数字は、少し大きめの規模のようで、平均は400人~600人程度ということです。日本のものと比べたらかなりでかいです。

ん、ていうか、ちょっと待てよ。新郎新婦まだいないのに、みんなご飯食べてる!!

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びっくりしました。とんだフライングゲットです。日本の結婚式披露宴じゃなかなか考えられないですよね。自分たちは新郎新婦入場まで待つことにしました。

新郎新婦入場

会場に入り30分程してついに新郎新婦入場。

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すごく綺麗で、神聖な雰囲気。感動です。
新郎新婦に続き、新郎新婦のご両親らしき人、また多くの親戚の方も続いていました。

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披露宴は踊る、されど理解できず

司会が披露宴を進めますが、マレー語だったため、ほとんど理解できず。マレー語を勉強するぞ!っという考えが一瞬頭をよぎったのは確か。

これは、誓いのようなものでしょうか。
会場の”ほぼ”全員がこの姿勢をとります。

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新郎新婦の近くにいる子供たちは、彼らの子どもではありません。
親戚、または全く知らない子供らしいです。

雰囲気を作るためにいるのだとか。うーん、なるほど。

この儀式が終了すると、ディナータイムです。
ビュッフェ形式でした。

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それが、もう、とても美味しかった。ご飯、肉、カレー、フルーツと様々用意されており、お腹いっぱいになりました。

そして端にあるこのピンク色の飲み物、気になりますよね。
ローズジュースといって、結婚式の定番の飲み物らしいです。

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原材料は100パーセント着色料といっても過言ではないようなこのジュース。個人的には甘くてすごく好きでした。4杯くらい飲みました。
美味しく飲んでいるぼくを、一緒に参加した同じくインターン生の山田さんとマレーシア人の友人は変な目で見ていました。
実際このジュース、結婚式では定番ということですが、それほど人気がないらしいです。味覚はそれぞれ違いますので是非自分で飲んで確かめることをお勧めします!

さぁ、感動のケーキカット!

ご飯を食べてお腹がいっぱいになったと感じ始めた頃、新郎新婦がアナウンスもなしに不意に立ち上がり、ウェディングケーキへ向かいます。

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そして、あれ、ちゃっかり切っちゃいまいた。そして食べました。
日本だとケーキ入刀は注目すべき瞬間の一つなのに。。
そして写真を見てお気づきでしょうか。
この際、周りには全然人が集まって来ません。
写真を撮ったり、ケーキ入刀の瞬間を見ようして近寄る人は自分と、カメラマンぐらい。
参列者は何をしているのかというと、ディナーを食べてます。

後で、友人に聞いてみると、マレー系の披露宴においてケーキ入刀はそれほど重要じゃないということだとか。
一番重要なのは、新郎新婦入場らしいです。
それであれば、ということで、なんとなく納得できました。

入場の際にも参列者はひたすらにディナー食べてた気がしたのは、きっと僕の気のせいです。うん、気のせい。

ここは食べ放題のレストランか?!

その後、親戚の集合写真等を終え、披露宴も終了に近づきます。
終了間際に新郎新婦が各テーブルに挨拶、記念撮影に回ります。

が、ここで僕は気付きます。
あれ、あれ程いっぱいいた参列者は?

そうです、多くの方がいつの間にか帰ってしまっていたのです。
お腹もいっぱいになったし、さあ帰ろうか、といった具合でしょうか。
ここは”2時間制豪華ビュッフェ!”などではありません。結婚式披露宴です。
もう一度言います、ここは結婚式披露宴です。

ともあれ、新郎新婦と記念写真。

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僕の顔が強張ってますが、怒っているわけではありません。
何故か緊張しています。
新郎新婦と自分たちは全く面識がなく、彼らからすると君たち誰状態だったと思いますが、マレー系結婚式では、新郎新婦の友達がその友達を呼ぶ、といったことは普通のようです。

引き出物は!?

そして最後に、プレゼント、日本でいう引き出物を貰い会場を後に。 

マレー系結婚式の引き出物って何なのだろうワクワクワクワク。。

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すごく楽しみに様々な期待を込めて袋を開けてみると‥
なんと‥

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‥ミロ‥!?

これは、福引の4等賞などではない。結婚式の引き出物なのだ。

ということで一度袋にしまい、もう一度取り出してみると‥

やはりミロでした。

マレーシア人はミロが本当に大好きで、年間通して水よりも飲まれている、という面白いデータもあるぐらいです。しかしここまでミロを持ってくるなんて‥!でも、美味しかった。
Milo nuggets、マレーシアのお近くのコンビニエンスストア、スーパーでお買い求め頂けます。

マレー系マレーシア人の結婚式の感想

今結婚式披露宴、新郎新婦をお祝いするというよりも、ご飯を楽しみに来ている人も大変多かったのではないかという印象を受けました。
また、マレーシアと日本のものとを比べたときに、似ているところも異なるところもありました。
それらの発見は、実際に体験してみないとわからないものです。
「百聞は一見に如かず」、まさにこのことのように感じます。

マレーシア奥深し。