セルフィー世界ランキング第5位のマレーシアで、セルフィー棒を買ってみた。
セルフィー棒って?
先日投稿した記事で、「町でも頻繁にセルフィー棒を良く見かけます。」と書きました。セルフィー棒とは何か御存知でしょうか?そもそも、セルフィーとは?
セルフィーとは、自らを被写体としてカメラで撮影すること、および、そうして自分を撮影した写真や写真画像のことである。 特に、デジタルカメラを手に持ち(レンズを自分に向けて)撮影することを指す場合が多い。 セルフィーという語は2000年代前半頃に登場したとされる。 英語では、カメラで自分を撮影することを「セルフポートレート(自画像)写真」のように表現するが、手軽な略称としてセルフィーの語が徐々に浸透し、2013年にはOxford English Dictionary(オックスフォード英語辞典)に新語として登録されるに至った
日本では、「自撮り」と良く言われますね。そして、セルフィー棒とはこれ。
日本ではそれほど目にする機会は多くないのではないでしょうか?
しかしここマレーシアを始めとし、東南アジアでは爆発的ヒットをしています。
マレーシアは世界で5番目に多くセルフィーが撮られている
TIMEが「人口割合で最も多くのセルフィーが撮影されている都市ランキング」を発表しています。ランキングによると、プタリン・ジャヤ(Petaling Jaya)というマレーシアの町が世界5位にランキングされています。
他にどんな都市がランキングされたのか気になるかはTIMEをチェックです。
Cities Ranked by Selfies: Where Are the Most Selfies Taken?
セルフィー棒の歴史
大人気のセルフィー棒、果たしていつ作られ、誰が発明したのでしょうか。調べてみました。
開発者はMr. Wayne Fromm。カナダのオンタリオ州出身です。時は2002年、Wayneさんは彼の娘とイタリアのフローレンスで休暇を楽しんでいました。
しかし景色や娘の写真を撮りながら、「どうグループ全員が写る写真を撮ればいいのだろう。」という疑問を抱きます。人に撮影をお願いすることもできるが、気がひける。そこで、元々玩具作りに興味のあったWayneさん、「自分から遠いところから写真を撮れるモノ」を作ることを決めます。
2005年、様々な調査、試行錯誤の末に発明されたのがこのセルフィー棒。名前は「Quick Pro」と言います。かしし当時(2005年)、スマートフォンやSNSがそれほど普及していなかったことから、厳しい時を過ごしたようです。
Here's The Father Of The Selfie Stick - Wayne Fromm
以上がセルフィー棒の歴史です。2005年に発明され、開発者はカナダ人だったのですね。東南アジアでこれだけ有名なので、開発者はアジア人だと予想していたのですが、外れました。
セルフィー棒の元祖は日本人!?
…...否!
実は最近、Wayneさん以前にセルフィー棒は発明されていたことが明らかになってきているのです。
しかも、そう、アジアで。
どこの国だと思いますか?
セルフィー大国、韓国?
アジアで最もセルフィーが撮られているというフィリピン?マレーシア?
それとも、なんとなくミャンマー?ネパール?中国?
どれも外れです。
正解は
なんと、
日本なんです!
証拠はこれ。
見るからに古いこの写真、ある本の1ページです。
その本とは、2000年に刊行された
「101 Unuseless Japanese Inventions」著者:川上賢司
内容はタイトルの通り、役に立たない日本の発明品が101個記載されています。
名称は「Self-portrait camera stick」
いかがでしょうか。これ、明らかに今日のセルフィー棒ですよね。
さすがモノづくり大国日本。。
先端を行き過ぎてます。
また、この本には他にも世界の超先端をいく発明がいくつもあります。
(題:ラーメンライオン丸)By高稲
(題:おれが世界に水を届ける)By高稲
もしかしたら、これらも将来脚光を浴びることになるかもしれませんね。
Selfie sticks were invented in Japan years ago
インターン生、棒を買う。
セルフィー棒発明者は、日本人。さらに、東南アジアや韓国で大人気。しかし、日本人でこんなの買う人いるの?買う人なんて、もしいたとしてもキャピキャピの女子高生や自撮り大好き女子大生でしょ?それか外国人?
買う人、います。ここに。
「あんな棒誰が買うのだろうね。恥ずかしすぎるでしょ。」
数か月前に友人と話していたことを覚えています。先日KLの繁華街、ブキビンタン(日本でいう渋谷のようなところ)で、道端で勧誘されつい買ってしまいました。
写真はセルフィー棒を売ってくれたおばちゃんと。
ぼやけています。セルフィー棒初心者です。
15RM(450円)もディスカウントしてくれた優しいおばちゃん。
路面で何の販売ライセンスを持たずに売ることは禁止されているのだとか。もちろんおばちゃんたちは何のライセンスも持っていません。値段は35RM(日本円にして1200円程)。この値段が高いと思うかどうかはあなた次第です。
セルフィー棒の使い方
このセルフィー棒、使い方、特にどうやってシャッターを切るか疑問の方も多いと思うんですよね。ぼくもその一人でした。
結論から言うと、bluetooth機能を使って撮ります。
大抵この棒を買うとこんな小さいリモコンがついてきます。(または棒と一体になっています。セルフタイマーを利用するものもあるようです。)
これのスイッチを押すと、カメラのシャッターがきられる仕組みになっています。
今後これを使ってどんどん写真を撮っていきますのご期待下さい。
「お前のセルフィーなんていらねーよ!!」
はい、おっしゃる通りでございます。
セルフィー棒の伸縮性を利用して様々な角度からマレーシアを撮るのみですのでご安心下さい。
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