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マレーシアのファッション事情 〜 ヒジャブ(トゥドゥン)とヒジャビスタの声

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マレーシアで必ず見かけるものにヒジャブ(hijjab)があります。イスラム教徒の女性がかぶっている華やかなスカーフ。マレー語ではトゥドゥン(tudung)と呼ばれています。

今回はそんなヒジャブを着こなす「ヒジャビスタ」たちにインタビューをしたので、現地の声をお届けします。

まずヒジャブについて

そもそもヒジャブとはイスラム女性の習慣上、家族以外の見しらぬ男性に髪や肌を見せてはいけないという行動規範から着用されていました。

サウジアラビアなど厳格なイスラム国家は別として、マレーシアでは全てのイスラム女性教徒がヒジャブを着ける必要はありません。ヒジャブをかぶらないイスラム女性もよく街で見かけます。

最近では女優や有名アーティストなどセレブリティの影響で、「ファッション」としてヒジャブをかぶる女性が増えているようです。

長いスカートやジーンズ、伝統衣装、靴やサンダルとコーディネートするなど、ヒジャブはイスラム教徒の女性たちの最大のおしゃれポイントになっています。

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いつからヒジャブをかぶりますか?

Aさん:「マレーシアでは小学校、中学校はヒジャブをかぶることが義務づけられています。ヒジャブがついた制服を来て登校していました。」

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どんなヒジャブがありますか?

Bさん:「黒や白など単色のものから、カラフルなものや、刺繍やデコレーションが付いたデザイン性が高いもの、素材もコットン、レースからシルク、カシミアなどいろいろあります。」

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どこで買いますか?

Cさん:「マレー系が多く住む地域では多くのヒジャブ販売店があるので、ショップやモールなどで買います。SNSでモバイルショッピングもやっています。数日で届くので便利ですよ。」

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価格帯は?

Dさん:「値段はRM10(約310円)など安いものから高いものはRM400(約12,500円)までありますね。」

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みなさん何枚くらい持っていますか?

Eさん:「私は30枚くらいです。なかには100枚ほど持っている友達もいます。」

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いろんな巻き方があるみたいですが、どうやって情報集めていますか?

Fさん:「巻き方は女性向けファッション雑誌やテレビ。あとはネットや有名ブロガーのかわいい巻き方をチェックしています。最近はSNS(Twitter、Instagram、pinterest)でトレンドがみれるのでフォローしてます。」

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どうやってとめているんですか?

Gさん:「普段はキラキラしたピンを頭のうえにひとつ、首の前でブローチを着けて、肩にもうひとつピン使います。3カ所くらいにアクセサリーを使ってとめています。なかにはピンやブローチを使わず巻く方法もありますよ。」

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ファッション要素が強いと聞きましたが、イスラム教徒でない日本人がヒジャブをかぶることは大丈夫ですか?

Hさん:「はい!是非一緒に着けてみてもらいたいです!」

 

といことで、ヒジャビスタと日本人を集めてイベントします!

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