不思議がいっぱいマレーシア! (言語編)
マレーシアでは、単語の語尾に「〜la」、「〜ma」、「〜ah」をつける場合があるように、同じ「英語」でも使われる国、話す人によって大きく異なります。
その中で特に違和感があった用語を幾つか紹介したいと思います。
“ RM5 only!!”….「ん?only...」 !?
ご存知の通り、Onlyという単語は、「ほんの〜だけ」や「わずか」などの意味が一般的な使い方ですが、マレーシアではちょっと変わった使い方をすることを学びました。
気持ちよい青空の下で、美味しい料理を食べた後、待っているのは支払いのみ。いくらか訪ねると、「5リンギットOnly!!」と、妙に安いことをアピールされました。
以前、他国の小切手を見た時に、数字の最後にOnlyを使うケースもありましたので、もしかするとその名残かもしれません。
それとも、日本語でいう「ちょうど」という意味で使っているのかもしれません。いずれにしろ、「Only」の使い方にいつも違和感を感じています。
ONとOFFが動詞 !?
「Please ON the light」または「OFF the Air Condition」など、これらも毎回違和感を感じます。
本来は「Please turn ON the light」もしくは、「Switch OFF the AC」ですよね。どうやらONとOFFが完全に動詞になっているようです。
「Eat medicine」!?
服薬するは「take medicine」です。もりもり薬を食べるのでしょうか?
確かに中国語では「吃薬(chi yao)」と、薬を「食べる」と使うので、その名残で「eat medicine」と使っているかもしれません。
ただ、日本語では薬を「飲む」と言いますが、間違っても「drink medicine」とはいいません。こちらも強く違和感がありますね。
そんなマレーシアですが、英語力はアジアでナンバーワン。
世界各地で教育事業を手がけるEducation First社が、英語を母国語としない国を対象に行った英語能力調査(2013年11月)によると、マレーシアがシンガポールを抜いてアジアで第一位、全体で11位にランクインしました。
ちなみに日本はアジアでは7位、全体で26位です。
実際に住んでいると、本当にアジアトップの英語か?と思ってしまう場面も多々ありますが、これが現状のようです。
英語水準が高く、中国語もあり、世界最強の言語を学ぶ場所としては群を抜いているのではないでしょうか。更に、マレー語という、アメリカに次ぐ世界4位の人口(2億3千万人)を持つインドネシア語とも通じあえる言語もあり、語学を身につけたい方が今後続々とマレーシアに集まること間違いないでしょう。
そんな語学を習得する、「語学学校」の実態については、後日インターン生が詳しく書いてくれると思うのでご期待を。