アジアでインターン中の女子大生が、マレーシアで就職活動をしてみた。
こんにちは!マレーシアでインターンをしている西貝です。3月7日から3月9日の3日間、MidvalleyのMegaMallで開催されたJobStreet.com主催のMALAYSIA CAREER AND TRAINING FAIRに2日間参加してきました。 MALAYSIA’S CAREER AND TRAINING FAIRは、日本の「合同説明会」のようなものです。参加企業は合計約200社。とても大きなイベントです。
日本とマレーシアの就職活動の違いとは
合同説明会と言えば、就職活動をする際には欠かせない、多くの就活生が足を踏み入れる場所ですよね。
では、日本の就職活動とマレーシアの就職活動はどう違うのでしょうか。
日本の就職活動における合同説明会とは
日本の就職活動の主な流れとしては、まず、12月(来年度からは4月からになりますね)にリクナビやマイナビなどの就職活動のサイトに登録して、プレエントリーをします。
そこから、合同説明会に参加したり企業に足を運んで説明会やセミナーを受たりして、「ふむふむ、なるほど!こんな企業があるんだ!」とその時初めて知ります。
そして、気になる企業や大手企業にエントリーをし、テスト(SPI,テストセンター、自社テストなど)を受け、履歴書を企業に送ってやっと面接が始まります。
その後、3回から多くて8回ほど面接を受け、4、5月頃に内定が出る、というパターンがお決まりなのではないでしょうか。
この流れからも分かるように、日本での合同説明会は「企業を知るための一つの手段」にすぎないんですね。
マレーシアの合同説明会では自分を売れ、売れ、売れ!
一方、マレーシアの合同説明会(MALAYSIA CAREER AND TRAINING FAIR)は、企業を知るための一つの手段ではなく、「自分を売り込むための場」なのです。
たとえば、日本の合同説明会のように、企業が自社説明をしているところはほとんどありません(2日間行きましたが、少なくとも私は見かけませんでした)。
ウチはこんな人がほしいです!
その代わりにこのような感じで、企業がどのポジションを求めているのかがどどーん!と書かれています。
そして、それを見て自分の強みを活かせる企業に足を運び、自分をアピールします。
「経営を勉強していました!」
「IT関連会社でマネージャーとして働いていました!」
「語学なら堪能です!任せてください!」
「プログラミングのスキルがあります!」
企業さんのほうから、
「私たちの企業はこのような企業ですよ~ぜひ~」
ということはほとんどありません。なんとなーく話を聞きに行くと、必ず聞かれます。
「あなたは何が出来るの?」
「何を学んでいたの?」
「どのポジションの仕事をしたいの?」
*初日にそう聞かれて戸惑ってしまった私は、2日目は答えられるように準備をしていきました。。
その場ですぐに面接がはじまります
そして言われます。「履歴書を見せて」
そうなんです。企業によっては、その場で面接が出来るところもあるのです。 英語を使う練習にもなるし、積極的にがんがん動くようになるし、自分をアピールする力も身に付きます。素晴らしい!
このMALAYSIA CAREER AND TRAINING FAIRは主にローカルの人向けだったのですが、私は「後ほどまたメールで履歴書を送ります!」と言って連絡先を教えてもらいました。とにかく、足を運んでしつこいぐらい積極的にアピールしたもん勝ちです。
「アジアで働きたい!」
「もっと積極的になりたい!」
「もっと英語を使いたい!」
「自分のスキルを活かしたい!」
という方はぜひ、マレーシアの合同説明会に足を運んで就職活動を経験してみてはいかがでしょうか?