アジアに出た理由(Koh編)〜中国・上海へ
前回Shozoが「アジアに出た理由」という記事を書きました。
なので、ぼくも書きます!
日々もがいていた。
正直に書きます。新社会人生活は葛藤の日々でした。
大学卒業後に新卒で入った会社では、「これでいいのかなぁ。こんなもんなのかなぁ。なんか違うなぁ」という思いを抱きながら仕事していました。起業したいという思いは高校時代からあったものの、日々の業務の延長線に起業は見えてきそうにはありませんでした。
でも、仕事もダイナミックでおもしろかったし、周りは超優秀な人ばかりで学ぶことはたくさんあったので、とにかく3年間はがんばろうと決めました。
カチッとスイッチが入った(ような)瞬間
社会人生活4年目のある日、昼食のお弁当を食べながら、ビジネス雑誌でバングラディッシュでバッグ製造販売会社を起ち上げたマザーハウスの山口絵理子さんの記事を読みました。
80年生まれの同世代の日本人がバングラディッシュで起業しがんばっているのに、ぼくはここで何をやっているんだろう。
そう思うと、なぜか涙が出てきました。その日は快晴で、皇居を見下ろす丸の内オフィスから新宿の高層ビルがきれいに見えました。この日ぼくのなかにスイッチが入りました。でも、そこから何か行動したわけではありません。いままでと同じ日が流れていきました。
上海まで会いに行った
カチッとスイッチが入った(ような)あの日から数ヵ月後、 また同じ場所でビジネス雑誌を読んでいました。雑誌のタイトルは「あなたは世界で戦えますか?」
中国で通販会社を起ち上げた日本人の方が紹介されていました。すごい!こんな人もいるのか!ぜひ会ってみたいと思い、その経営者の方に「会いたいです」とメールを送りました。メールアドレスが見つからなかったため、お客様お問い合わせ口にメールを送りました。時間は夜中の3時でした。返信はあまり期待していませんでした。
次の朝起きると、受信ボックスにその方からメールが来ていました。
「上海で会いましょう」
2週間後に経営者の方に会いに上海に行きました。いろいろと中国における事業の話をお聞きました。
「上海来ればいいじゃん。おもしろいよ。」
日本に帰った2週間後、辞表を提出しました。その時は、辞めた何をするかも、全く考えていませんでした。とりあえず決まっていたことは、「とにかく上海に行く」ということ。
アジアに出た”理由”があまり書いてないですね。
思い起こしてみると、文章にできるようなかっこいい「理由」はなかったような気がします。
「変えたかった」
理由はこの一点でした。
変わりたいと思っていたときに、自分が将来こうなりたいと、ボンヤリと想像していた人に出会った。その人が上海はおもしろいと言っている。よし、じゃあ、上海に行ってみよう。そんな感じでした。
ぼくに「留学」という単語を本を通して教えてくれた大前研一がこう書いています。
人間が変わる方法は3つしかない。
・1つは時間配分を変える。
・2番目は住む場所を変える。
・3番目は付き合う人を変える。
この3つの要素でしか人間は変わらない。もっとも無意味なのは、『決意を新たにする』ことだ。
行動を具体的に変えない限り、決意だけでは何も変わらない
この言葉を知ったのは、上海移住後でした。上海に来ることで上記3つ全部が変わったため、実体験として理解出来ました。
アクションを起こす
今まで数多くの「アジアに出たいなぁ〜」と思っている人に会ってきましたが、実際に行動に移す人はそれほど多くありません。
とにかくアクションを起こす
とにかく行ってみる
これに尽きるように思います。
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you can only connect the dots looking backwards
こう書いてみると、"dotsはconnect"してるなぁとシミジミ思います。
you can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something — your gut, destiny, life, karma, whatever. This approach has never let me down, and it has made all the difference in my life.
未来に先回りして点と点を繋げて見ることはできない、君たちにできるのは過去を振り返って繋げることだけなんだ。だからこそバラバラの点であっても将来それが何らかのかたちで必ず繋がっていくと信じなくてはならない。自分の根性、運命、人生、カルマ…何でもいい、とにかく信じること。点と点が自分の歩んでいく道の途上のどこかで必ずひとつに繋がっていく、そう信じることで君たちは確信を持って己の心の赴くまま生きていくことができる。結果、人と違う道を行くことになってもそれは同じ。信じることで全てのことは、間違いなく変わるんです。
Steve Jobs' 2005 Stanford Commencement ...
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