マレーシアの美容室で流行の髪型にイメチェン!!果たして出来栄えは!?!?
前回のツタンさんに引き続き、私もマレーシアの散髪屋さんにいってきました。
ツタンさんの髪型はあまりにも面白く、彼と一緒に歩いているとすれ違う人ほぼ全員が見てきます。
まるで芸能人。
そういうワケで凡人Iidaは髪型こそが脱凡人への道だ、外見から変わって行こうと思いツタン越えを密かに夢見ていたのですが、日本に帰る日も近づいてきたので大失敗だけは避けたいと思い、クアラルンプールの西麻布ことBangsar地区にある散髪屋さんを見て回り、一番ウマそうな「お店」を選びました。
バンダナとマスクをした怪しいおじさんが一人で切り盛りしているお店です。
サラリーマンから若いお姉さん、欧米人からアジア人まで、幅広い年齢層と国の方々が小さい店の前で番号札を持って待っていましたし、なにより直前に切り終わった女性の髪型がとても上手に仕上がっていたのでここにしました。
5人くらいが並んでいたので、少し待ち、僕の番になったので切ってもらおうとしたら、これからブレックファーストに行くといわれました。昼の二時に。
お客様ファーストちがうんだ。朝ご飯が先か!ブレックファーストなだけに。ははは。
大変だなぁ、と思いつつも近くの家電屋さんに行きサッカーを見たり、本屋さんに行ったりして時間を潰しました。
あえて人を待たせることによって自分の店だけでなく近くの他の店にも自分のお客さんに足を運んでもらおうという考え、おじさんさすがです。まんまと動かされてしまいました。
やっとこの段階までたどり着きました。
私の順番が回ってきました。
ドキドキしていたので時が流れるのが遅く感じました。
まず始めに、首にぐるぐるトイレットペーパーを巻きます。その上に日本でもお馴染みの髪の毛が服につかないようにするマントを巻いてもらいました。
正直トイレットペーパーでも付け心地は快適でしたね。
ただECOではないです。タオルは再利用できますからね。
そしてここからが本題です。
どの男子もやっている横も後ろも刈り上げている東南アジアっぽい髪型にしてもらおうと思い、その写真を検索したのですがあまりいいのがヒットせず仕方なくジャスティンビーバーの横顔の写真を見せました。
僕の予想では、流行っている髪型なので横と後ろが刈りあがっている写真を見せれば理解してくれるのではないかと。
見せた瞬間にok。さすがおじさん。僕の目に狂いはなかった。
髪の毛を濡らすことなく、バリカンで僕のサイドを刈ってくれました。まぁ、サイド刈りは希望通りなのでそこは問題なし。
(おじさんカメラ目線ばっちりです)
おじさんの腕が確かなものという予想が確信に変わってきたので僕も余裕が出てき始め、いろいろ英語での会話を試みます。
おじさんなんでバンダナしているの?
何年散髪しているの?
どこでご飯食べてきたの?
が、何を聞いても全て返事はYeah.
散発に集中したいのだなと察し、おじさんのことをもっと知りたかったのですがそこは我慢して話しかけないようにしました。
その集中のせいかサイドとトップの境目もエッジがきかない様に自然な感じに整えてくれました。
問題はサイドじゃなくてトップ。どんな感じに切ってくれるのだろうと思ったらちょっとだけ長さをそろえて、はい終わり。
いやいやいや、横しか切ってないじゃん。所要時間サイド20分トップ1分。
スラムダンクの赤木(ゴリ)にしか見えませんでした。
このままではあだ名がゴリになることは容易に予測できたので、覚えたての英語”thin out”を使ってトップも短く軽くしてもらうように頼みました。
その時、散発のおじさんからまさかの告白。とても小さい声で
”I can’t speak English”
聞きたくなかったけど聞こえちゃいました。
「Oh……..Majika!」 よくこの段階までそれを黙っていたな、と思いつつも振り返ってみると昼食をブレックファストと言ってたり、僕と言葉のキャッチボールを全部yeahで返事していたり、変な節々を思い出しました。そういうことかと。
ジャスティンの写真がなかったら、と考えると恐ろしくてたまりません(汗)
自分の赤木ヘアーを指さしチョキチョキとジェスチャーをしたらちゃんとスキばさみを取出し切ってくれました。
やっぱおじさん、でき男!! 完成!!
髪の毛の取り払いはいたってシンプル。掃除機そのものでした。掃除機の先端にこれをつけてスイッチオン。
頭に掃除機をかけられる感じは体験したことのないようなもの。
つぎに頭に掃除機をかけられるような機会があったらかならずおじさんを思い出すことでしょう。そのような機会がなかったら自分からおじさんに会いに来ます。
若干トップがボリュームありますがジェルでもワックスでも付ければまともになると思ったので僕は大満足。たったRM15です。日本円で450円。おじさんと熱い握手を交わし、ツーショットも取ってもらいました。
Dear ジャスティン・ビーバーさん
あなたの髪型ってこんなんでしたっけ?
ちなみに、おじさんには僕の髪型を横から撮ってもらおうとしたのですが僕のカメラがインカメ状態だったのでおじさんしか写っていませんでした。
おそらく中国語で自分しか写っていないと主張されたのですが、何言っているのかわからなかったので、こっちもyeahだけで応答していたらこういうオチ。
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