アジアに出た理由(Shozo編)
「最後の20代!自分に素直に!思い切って生きようぜ!」友人の熱い言葉で全てが吹っ切れた。
根っからの仕事人間
以前、戦略系コンサルファームで文字通り、朝から朝まで働いていた。先輩が次から次ぎへとクビになる厳しい成果主義の環境で、平行していくつもの案件を抱えていた。中国、シンガポール、インド、ドイツ、ポーランドを往復し、当時は日本にいる方が少なかった。そんな中、長男が産まれる。プロジェクトの関係上、残念ながら立ち会いは出来ず、私は出産日に極寒ポーランドにいた。嫁と長男の安否を確認する電話はスカイプ。安否は確認できたものの、会話の途中でスカイプは切れてしまった。言葉にできない思いがこみ上げてきた。
仕事人間から脱出
ある日、友人の結婚式に出席した。素敵な式が進む中、司会者が新郎新婦のご両親にサプライズインタビュー。
司会者:「新郎の幼少時の思い出エピソードをひとつ聞かせてください」
新郎の父:「いやー、仕事人間でして、家内に任せっきりでしたー。。。」
新婦の父:「私も同じく、根っから仕事人間でして。。」
二度と戻らない長男の幼少時。成長していくのを間近で見ていたく、絶対に後悔はしたくなかった。
脱出先を決める
アメリカ留学時に知り合った中国系マレーシア人の奥さんが慣れない日本で、始めての赤ちゃんをひとり育てるのに必死だった。泣き止まない赤ちゃんをあやし、ヘトヘトになっている一方、遅くまで働かざるを得ない、なんとも言えない状況が続いた。このままではいけない。まずは、奥さんの負担を減らす為にも、より育児面でサポートが得られる環境に移り、そこで、ゼロから自分の「真の力」を試してみようと考えた。
そして現在
翌月、退職。マレーシアへ家族3人で移住した。嫁のご両親に加えメイドも雇い、育児や生活するうえで非常に助かっている。嫁は投資銀行を得て入社した不動産関連をやめて、念願のレストラン経営をしている。私は、息子との時間を優先しながら、空いた時間で、やりたい仕事を好きなだけしている。嫁と共同のオフィスには、子供が快適に過ごせるスペースを広く作り、おもちゃ、本、ベットから全て整え、好きな時に好きなだけ一緒に居られる環境を作った。
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