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日本の大学をやめて、マレーシアの大学へ留学を決めた6つの理由

日本の大学をやめて、マレーシアの大学への留学を決めた理由を書きます。現在マレーシアのINTI大学スバンカレッジ校に通っている鈴木友恵です。

そんなマレーシアにいる私も、1年前は納得のいかなかった授業、成長を何も感じられなかった大学生活を日本で送っていました。そんな生活に終止符を打ち、マレーシアという未知の世界に飛び出しました。

マレーシアの大学を選んだ6つの理由

  1. 英語圏(多少の訛りあり)
  2. 日本人が少数
  3. ツイニングプログラム
  4. 留学費の安さ
  5. 1年次から可能な専門科目受講
  6. 安全国

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1.英語圏内(多少の訛りあり)

皆さんは、”マレーシアの英語は、めちゃくちゃ”と考えてますか?”そんなことはない!!!!"と私は自信を持って言えます。学校内でいうと、先生の英語はどうなのか?勉強するなら気になりますよね?それは先生によって多少異なります。先生の中でもイギリス英語を使う人もいますし、マレーシアのなまりを使う人もいます。生徒もそうですね。しかし、マレーシア人は保育園、幼稚園の頃から英語を勉強していたのです(現地生徒に確認済み)。私たちがひらがなを書いている間に彼らはもう英語を話していたのです。そうです、彼らの英語はアジアの中ではトップレベルの中にいます。なので、話しているときは正確な文法をつかうし、多くの言い回しも知っているし、そしてその場に合った単語を使います。

私は自分が「マレーシア人の英語なんて、、、」と少し心に思ってたのが恥ずかしくなったくらいです。”自分のことは棚にあげて、他国の事を言うべきではない。まずは自分を見てみろ。”と痛感した5ヶ月前でした!

英語はツールである訳で、他国の独自の発音になれておく事は重要ではないかと考えます。今は”ネイティブ英語だけがビジネス内で使われる訳ではない”からです。”マレーシア人の英語は発音などのマレーシア独自のものがあるが、まるでネイティブのよう"これは、私が5ヶ月過ごした中で確信している事です。

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2.日本人が少数

日本人が少ないという事ですが、マレーシア人と中国人がほとんどで、インディア、アラビックが次に続き、カザフスタン、韓国、日本という感じです。(これはあくまでINTI大学スバン校です。)

日本人が少ないとひしひしと感じました。これは英語づけにする環境に適してますね。アメリカやイギリスなどでは、クラスの中には必ずと言っていいほど日本人がいて、そのような環境はまず作れないと考えます。(ちなみに、下の赤毛がともです!)

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3.ツイニングプログラム

もしアジアの国の大学と、他の先進国の国の大学に行けたら面白くないですか?

今伸びに伸びてるマレーシアで学んで、先進国のアメリカ、イギリスなどの国にいく、そんなプログラムがあります。マレーシアには!
それは ”ツイニングプログラム” というものです。なんだ?って人が多いのではないでしょうか?簡単に言うと、”マレーシアで2年間勉強して、その後、他の提携してる大学に編入して、そのままその学校で卒業ができる” という、私は ”マレーシアにこんな物があるとは考えられなかった” 衝撃的な、そして魅力的なプログラムがここにはあることを読者様に知ってほしいです。

私の通っているINTI大学にはアメリカ、イギリス、オーストラリアに単位交換(マレーシアで取った成績を提携大学で続けて使う事ができる)ができて、卒業ができるプログラムがあります。アメリカプログラムはINTI大学はマレーシアの中でトップで多くの卒業生を出しています。また私がこれから留学しようと考えているイギリスの大学は、INTI大学の提携大学内で一番の古き歴史を持つつながりがあります。

留学条件は、すべての教科で40点以上取ってパスすることです。簡単に聞こえるかもしれませんが、取るのが簡単な訳もなく、どの教科も相当勉強しないと取れないと確信しています。

そして、イギリス制度には、スカラーシップがあります。なんと5人だけが受け取れるという、狭き門です。そしてここが少し面白んです。上位成績5名ではなく、すべての出願者(テストをパスして、そしてなおイギリスに行きたくて、スカラーシップが欲しい人)にイギリスプログラム経営陣がインタビューをします。内容は分からないのですが、成績だけでは見れない人間性を見られると考えてます。これなら、誰にでもチャンスがあると思います。もちろん、私も挑戦するつもりです。

4.留学費の安さ

マレーシアの大学の学費は日本の約半分です。日本で大学を入って卒業したいのなら、学費だけで入学金を含めたら、卒業までに500万以上かかります(私立の場合)。マレーシアは学校によって異なるのですが、入学金含め300万以内で収まる学校が多いと考えます。そして私のイギリスプログラムは、学費の追加なしにそのまま留学ができます。ちなみにオーストラリアプログラムは、学費追加があります。普通にイギリスに入学していたらかかる巨額のお金がかからないのは素晴らしいシステムだと感じています。

5. 1年目から専攻科目受講可能

専門科目が一年次から学べるについて、英語コースが終わって、4月から本科が始まったのですが、専攻のマーケティング技術を一年の入ったその時から勉強します。日本の大学にいたときは一年次は専攻科目ではなく、多科目の分野を幅広くとり、「もっと専門的なことがやりたい。」と考えていたので今マーケティングに集中できる環境にいるので、とてもワクワクしています。実践的なこと、プレゼンテーションだったり、社会で必要になるグループワーク、これらを課題として多く出されます。
レクチャラーは、言います、「教科書を読んで、テストのために勉強して、その後すべて忘れて、卒業したときには、何も無い。という状況、俺はそんな事教えに来た訳ではない。どんだけ生徒を成長させるか、そして社会で闘っていくスキルを伝授するために、俺はここにいる。」その言葉の通りにたくさんの実技が授業内容の説明内で、あることが分かりました。マレーシアは、考えていたものよりはるかに実践的な授業があり、自分を成長させる場にふさわしいと感じます。

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6.安全国

安全面について、普段なんなく生活するならINTI大学の回りの地域は安全です。現地の学生達も普段普通の生活をするなら安全な町で有名だということを言っています。ですがやはりここは日本ではないので、夜の一人歩き、タクシーの独り乗り、荷物置きなどは絶対に避けたい行動ですね。

まとめ

  1. 多少のなまりはあるが、幼少期の頃から始めた英語はまるでネイティブ。
  2. 発音も人によって違うが、ネイティブ英語がこれからのビジネスで使われるわけではないため、中国人やマレーシア人の独特の発音を知る必要がある。マレーシア人、中国人が多くを占めている。
  3. (INTI大学特有の)ツイニングプログラムがある。スカラーシップやマレーシアからイギリスに単位交換する際の、学費の変更なしなど、生徒の支援がある。
  4. 学費が安い。同じお金(それ以下)をかけるなら私は海外の生徒にもまれる方を選ぶ。この選択に後悔は無いです。
  5. 専門科目が一年次から学べる。その専門科目は実践的な事が多く、これからの自分の糧になることは確信しています。
  6. アジア圏内では安全国というくくりに入ってる。やはり日本みたいには行かないが、比較的安全。

マレーシアの見方変わりましたか?案外、想像とは違いませんでしたか?180度、一年前に私が考えていたものとは変わりました。5ヶ月生活してみて振り返ってみると本当に早かったです。充実とは、このことを言うんですね!

これから3年近くいるこの国の良さについて、まだまだ少ない情報しかないマレーシアの面白さをまだ良く分からない人のために、学生なりの視点で皆様にもっとお伝えできればと考えています!!!!!


私の家のベランダから毎日見える夕日。素敵!

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