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今年のボストンキャリアフォーラムに絶対行くべき理由

今年も「ボストンキャリアフォーラム」の季節がやってきました。

僕も2006年と2007年の2回ボストンキャリアフォーラムに参加しました。当時の様子は次回書くとして、今日はこの世界最大級と称される就職イベントがどのようなものなのか紹介します。

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ボストンキャリアフォーラムとは??

ボストンキャリアフォーラム2013 ウェブサイトはこちら

ボストンキャリアフォーラム(英語表記:Boston Career Forum) とは毎年10月~11月頃にアメリカ合衆国ボストンのボストンコンベンションセンター(en:Boston Convention and Exhibition Center)で3日間開催される世界最大級の日英バイリンガルのための就職イベントである。wikipedia

景気回復を反映してか、2013年は過去最高社数が出展するようです。

リーマンショック前の2007年の「204社」を上回り、約210社が出展いたします(10月24日現在、209社)。出典:DISCO社

ボストンキャリアフォーラム出展企業数の推移

過去の出展社数の経緯がwikipediaにあったので、グラフにしてみました。

リーマン・ショック後の2009年悲惨です。過去最高2007年の204社の半分の102社しか出展していません。

 

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出展数って景気動向じゃん?っと思ったので、同時期の日経平均株価はどんな感じなのかを見てみました。株価動向がボストンキャリアフォーラムの出展社数とかぶってますねぇ。 景気の動向をモロに受けた形になってます。

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ボストンキャリアフォーラムには誰が参加するの?

出展社数が過去最高なのはいい。では参加者のほうはどうなってるんだ?ウェブサイトに掲載されているボストンキャリアフォーラムの対象者は以下の通り。

日英バイリンガルで以下のいずれかに該当される方

・日本国外の大学・大学院を卒業予定(もしく卒業済み)の方

・日本の4年制大学・大学院に在籍し、交換留学をされている方

・職務経験をお持ちの方

・卒業まで1年以上あるが、就職意識の高い大学1、2、3年生、大学院1年生の方の参加も歓迎

ボストンで開催されるとのことなので、参加者の大多数はアメリカの大学に留学中の日本人と仮定する。アメリカの大学における日本人留学生の数って減少傾向じゃなかったっけ?調べてみました。

アメリカの大学における日本人留学生数

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2002年ぐらいから、きれいな右肩下がりです。詳細の留学生数は下記参照。2000年以降です。

 

2000 46,497 -1%
2001 46,810 1%
2002 45,960 -2%
2003 40,835 -11%
2004 42,215 3%
2005 38,712 -8%
2006 35,282 -9%
2007 33,974 -4%
2008 29,264 -14%
2009 24,842 -15%
2010 21,290 -14%
2011 19,966 -6.2%

出典:フルブライト・ジャパン

 

僕がアメリカに留学したのは、2002年。当時は4万6千人もいた留学生が、2011年は半分以下の2万人弱。だいぶ減りましたね。

2011年の日本人留学生は2000年の42%。

でも、同時期に日本の人口も減少してたんじゃないの?アメリカ留学生の減少は若者人口が減少したからなのか?留学適齢年齢である20歳代の若者人口を調べてみました。

日本の20歳代人口推移

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出典:総務省統計局人口動態調査

減ってますねぇ。2012年は2000年対比で28%減少の1292万人。留学する若者人口はたしかに減っていることは減っていますが、アメリカに留学する学生ほどは減っていない。

ボストンキャリアフォーラムに行ける人は行くべし!チャンス!!

  • 供給増:参加企業数は過去最高の209社
  • 需要低:アメリカに留学している日本人は2万人以下と少ない

 学生有利でしょ!アメリカに留学している人。日本語も英語も全然ばっちりだぞ!っという学生さん!ボストン行きのチケット買いましょう。

ボストンキャリアフォーラムではインターンシップも見つかる

でも卒業まで2年以上あるし、就職とかまだ先、と思った学生さん。朗報です。ボストンキャリアフォーラムではサマーインターンシップを募集している会社も数多くあります。

僕も大学3年の時ボストンキャリアフォーラムに参加し、外資系銀行からインターンシップの機会をゲットしました。インターンシップが見つからなくても、予行練習や企業研究として行くのもありでしょう。

参加企業リストはここから見れます。

 

 ボストンキャリアフォーラムは2日で勝負が決まる

 ボストンキャリアフォーラムは3日間開催していますが、ほとんど初日で決まり、2日目でトドメをさすといった感じです。DISCO社が言っていること正しいです。

今年で27回目を迎えるボストンキャリアフォーラムは、単なる海外での会社説明会だけではなく、選考試験や面接、2次面接、役員面接などもその場で行う企業が多数参加しており、場合によっては開催期間中に内定まで出る、「効率性」が高い就職イベントです。

 僕の就職活動はこのボストンキャリアフォーラムの2日間で終わりました。それが良いか悪いかについては、言いたいことたくさんあります。

この件については、「英語もできないノースキルの文系学生はどうすればいいのか?」の書評と交えて書きたいと思います。

まとめ

っということで、アメリカで勉強している学生さん。11月8日〜10日のボストンキャリアフォーラムに行きましょう!

弟よ!オレは君に向かって言っているんだ。来年の夏のインターンをボストンキャリアフォーラムでゲットしなさい。

そんな弟の大学1年生夏休みのインターンシップ体験談は下記参照。

「大学1年生の弟がマレーシア・クアラルンプールでサマーインターンをした」

 


Boston Career Forum 2013ボストンキャリアフォーラム2013 - YouTube

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